『サクラノ刻 −櫻の森の下を歩む−』もはやエロゲ―を超えたアダルトゲーム
おすすめアダルトゲームレビュー
『サクラノ刻 −櫻の森の下を歩む−』は「枕」が制作したアダルトADVゲーム。
2015年に発売された前作『サクラノ詩』の続編で、高校生から20代半ばになり父親と同じく弓張学園の非正規講師となった草薙直哉の物語。
単なるエロゲ―域は超えた物語と芸術における哲学がこの作品にはあります。
もちろんエッチシーンも豊富に用意されています💛
サクラノ詩をクリアした方に是非プレイしてもらいたい作品です!
神に選ばれた天才と、神に見放された才人、神に抗う凡人。
美に宿るカリスとは何か? なぜその果実は選ばれた者にしか与えられないのか?
「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」
因果交流の光が結ばれた世界。
芸術家は美によって、その問いに答える事が出来るのだろうか?
サクラノ詩のその後の草薙直哉を中心に語られる物語。
あの坂から、直哉と藍が弓張の街を見ながら下った最後の風景。
そこに至るまでに、多くの語られなかった物語があった。
二人の天才。
夏目圭と草薙直哉の本当の物語。
何故、彼らは死後あるいは筆を折っても、未だに人々を魅了し続ける芸術家であり続けるのか?
美の具現化そのものである画家、御桜稟。
彼女は何故、彼らが止まったその先を進もうとするのか?
氷川里奈は? 川内野優美は? 鳥谷真琴は? そして夏目藍は?
あらゆる人間の思いが交差する。
引用:FANZA
製品情報 |
販売日 |
2023/03/31 |
シナリオ |
すかぢ |
イラスト |
いぬきら 籠目 基4 |
ジャンル |
ADV |
音声 |
あり |
動作環境 |
OS:Windows:10/11
CPU:Pentium Gold 4415Y以上(推奨:低電圧版を除く Core i シリーズ 1GHz以上)
メモリ:2GB 以上 (4GB 以上推奨)
HDD:【必須】8GB以上 【推奨】16GB以上
DirectX:DirectX 9.0c 以降
ビデオ:1920×1080 / 16bit
ビデオチップ:下記以降が必須
Pixel Shader 2.0以上
もしくはIntel HD Graphics (Clarkdale世代内蔵GPU) 以降
もしくはNVIDIA GeForce 8000以降
もしくはAMD Radeon HD 2000以降
その他:ポインティングデバイス必須(マウス、トラックパッド等)
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ファイル容量 |
6723.30MB |
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『サクラノ刻 −櫻の森の下を歩む−』おすすめポイント
高校生から20代半ばになり父親と同じく弓張学園の非正規講師となった草薙直哉。
夏目圭という大切な親友でライ圭との過去の傷を残しながら前に進めないでいた。
そこに突如直哉の下に美術部を復活させたいという少女桜子が現れる。
長いときを経て伝統の美術部は廃部になっていたのだ。
桜子の下に3人の少女が集まり直哉はなし崩しに美術部復活に手を貸す。
約束した矢先に、直哉が仲間達とともに作り上げた芸術作品「桜達の足跡」が美術集団ブルバギによってけがされる。
直哉は怒りを覚えるも、傷心のためどうでもよくなっていた。
そこに4人の少女が集まり叫んだ「私達と先生で新しく作品を作りなおそう!」。
凍っていた時間が動き始めたように直哉と生徒たちは素晴らしい作品を作り上げる。
凍りついて直哉の時間が解け始めようとしていた。
サクラノ刻はこの先の直哉と生徒たちの成長の物語です。
■前作サクラノ詩と比べてどう変わったかを語ります。
ゲーム画面は全体的に大きくなり、セーブなどのコマンドがやや広めにとってあります。
前作のUIがやや使いにくかったのか、かなり設計に慎重になっているように思えました。
まだすべてをプレイしきれてはいませんが、シナリオライターのすかぢさんが続投して、シナリオと絵、音楽を総指揮としてバランスを取れた素晴らしい作品になっています。
■前作で触れられなかった過去の話がすばらしいです。
サクラノ詩は前作で伏線をすべて回収され完璧な物語として完結しています。
私は2015年プレイ時に完結した作品を深堀することは蛇足になるんではないかと思い特に購入は考えていませんでした。
そして長い月日がたってサクラノ刻の体験版をプレイして自分の浅はかさを思い知りました。
主人公草薙直哉、悲劇的な死をとげたライバル夏目圭、それらを取り巻く人達の明かされなかった衝撃の過去がリアルにプレイヤーの心を震わすように展開されていきます。
個人的に物語の声も当てられていなかった中村麗華、鳥谷静流。
彼女らが絵に起こされ声を当てられ素晴らしい過去の物語を描いてくれただけでとても素晴らしくありがたく思いました。
2人ともとてもかわいいです。
■新ヒロイン本間美鈴がとても魅力的です。
女版草薙直哉ともいえる幼いながらの美術的才能。
彼女はその才能を隠しているため、普段はツインテールのトランジスタグラマーな猫好きだけど猫に嫌われる女の子。
とても可憐な女の子なのに、圧倒的な美術の才能から普通ではいられない。
直哉と交わって変わっていく彼女。
色々な顔が見られてとても人間的な可愛い女の子です。